🐯story104〜重なる記憶

急に廊下がバタバタと騒がしくなったかと思えば

《ガチャ!______》🚪

ドアが勢いよく開いた

二人の視線はドアを開けた人物に集中する____

リア「……っ………いた…!!」

そこには急いで走ってきたリアちゃんが息を切らせながらドアに半分寄りかかっている

🐰「…そんなに慌ててどうしたんですか?しかも…こんな時間なのに何でまだ残ってるんですか?」

その質問に、肩で息をしながら答えようとするリアちゃん

リア「🐥さんがここに行けば居るって教えてくれて……あの…チナさんが………大変なことになってて……ずっとマネージャーさんたちとみんなで今まで話をしていて………」

慌てているのと気が動転しているのか、話が支離滅裂で何が言いたいのか伝わらない

🐰がリアちゃんに近づいていく

🐰「リアさん落ち着いて。チナさんがどうしたの?」

リア「あの……数日前メンバーの私物を……チナさんがポケットに入れる所を見た人がいて……今日もチナさんのカバンに、🐻さんの私物が入ってて…………」

その言葉を聞いた🐯と🐰の表情が

一瞬で曇る

🐰「物が時々なくなってたのは…そういうこと…?」

リアちゃんは一瞬躊躇しながらも頷く

🐯「……」

リア「明日からチナさんは………」

その先を言わずとも、リアちゃんのその表情から状況を理解する2人

🐰「………」

🐯「………」

一緒に働いてきた仲間に裏切られたという事実に、🐰と🐯も何も言えなくなってしまう

リア「……でも今ここに来たのは……この紙を🐯さんに見て欲しくて来たんです………!」

リアちゃんは手に握られていた小さな紙切れを🐯に見せた

🐯「………紙……?」

リア「チナさんが持っていたけど、本人が自分のものじゃなくて拾ったって言ってました。…正直…誰が誰にいつ書いたものなのかわかりません…だけど……公園と…黄色い花…

私が○○ちゃんから聞いた話と重なって……どうしても🐯さんに見て欲しかったんです………!」

🐯「………」

その紙に書かれた文字を読むにつれて…🐯の表情が変わっていく

リア「🐯さん………」

不安そうに🐯を見つめるリアちゃん

すると🐯は手紙を手に取り

メイク室から出て行こうとした

🐰「もしかして公園に行くんですか?!こんな真夜中に誰もいるわけないじゃないですか…もし○○さんだったとしても、いつ書いたものかわからないんですよ?!」

🐰のその声に🐯の足が止まる

🐯「わかってるよ」

🐰「それにさっき、これが最後って…」

🐯「……曲が完成したら言おうって、ずっと決めてたんだ」

🐰「………」

🐯はそのまま振り向かずにメイク室を後にした______

その後ろ姿を呆然と見送る🐰

🐰「………」

姿が見えなくなっても🐰はずっと🐯が出ていったドアのほうを見つめている

🐰「そっか………

じゃあこれでやっと諦めがつく__」

🐯の真剣な気持ちを知って、そう呟く🐰は

切なそうな声色だったけれど…

どこか安心したような表情だった_____

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story104〜重なる記憶」への6件のフィードバック

  1. 飛んできました!!!!!!!!!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

    1. まさかの急展開ですねぇ💣
      そしてチナ先輩…😱😱
      コメありがとうございます💜

  2. (泣)🐰…。〇〇のことが好きでも心のどこかでは🐯と〇〇の事を誰よりも思ってたんだろうな…サッと身を引く感じ、かっこいいな💜
    急展開で良い方向に行く気配がしますが、終わりが近づいてるような気もして…寂しいです😭😭😭(主さんの書くおはなし&文章だいすきなので♥️)

    1. 🐰は🐯がなかなか行動しないから本気じゃないと思ってたんですね🥺
      🐰すてき👍🌸
      急展開ですが…最後までどうぞ読んでやってください🥺💜💜

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