🐯story101〜公園までの道のり…

後半の撮影も無事終わると、メンバー達は控え室で着替えを済ませ、荷物を持って作業室のある上の階へと移動しようとしていた

🐹「お疲れ様〜!」

🐰「お疲れ様です」

スタッフ「お疲れ様です!」

何やら様子のおかしい🐻…

🐨「どうした🐻、何か探してるの?」

一生懸命自分のカバンの中をゴソゴソと探る🐻に🐨が声をかけた

🐻「俺のイヤホンが無いんです…」

🦄「コードレスのイヤホンはちゃんとケースに納めないとすぐ無くなるよ」

🐻「んー、ちゃんと収めたと思ったのに。この前も俺のサングラス無くなったし……もしかして……コビトかな??」

🐭「コビト………」

肯定も否定もせずに🐻の顔を静かに見る🐭

🦄「まぁ、お前はいろんな所に物を置く癖をなおさないとな」

🐻「はーーい」

プライベートでもよく物を無くす🐻は、呑気な返事をした

🦄「そういう俺も、1週間くらい前に帽子無くなったけど」

🐭「え?お前も?」

🐻「🦄さんも人のこと言えないじゃないですかー!仲間ですね♪」

🦄「なんか嫌だな」

🐨「まぁ、みんな自分の私物は自分でちゃんと管理しましょう」

リーダーがその場の状況をまとめた発言をすると、メンバー達は返事をして部屋から出て行った

○○は自分が置いた紙がちゃんと🐯の手に渡るのか気になって、帰って行くメンバー達の方を見てみると

丁度🐯が自分のカバンを手に取る姿が見えた

そしてカバンを動かした瞬間ヒラヒラと落ちる紙

🐥「ん…?今🐯のカバンから何か落ちたよ?」

🐯「…?本当だ、なんだろ」

🐯はその紙を拾うと、一瞬その場で開けようとしたけれど、メンバー達が足早に部屋から居なくなってしまうので、手に持ったまま部屋から出ていった

(🐯さんの手にちゃんと渡った…!)

○○は🐯が読んでくれる事…そして来てくれる事を祈るしか無かった

(メンバー達はまだ作業で事務所に残るみたいだけど、片付けが終わったらすぐにあの公園に行こう…)

その後メイク室や控え室の片付けが終わると、スタッフ達は帰りの支度ができた人から挨拶をして帰っていった

○○も帰ろうと思って、いつも一緒に事務所を出るリアちゃんの姿を探した

(あれ…?)

どこを探してもリアちゃんの姿がないので、近くの先輩メイクさんに聞いてみた

○○「すいません、リアさん知りませんか?」

先輩メイク「あー、さっきリアさんとチナさんとスタイリストさんが上の階に行ったみたいだよ?信頼されてる3人だしいつもみたいにマネージャーさんと打合せでもするんじゃない?」

ニコニコしながら話す先輩メイクさん

○○「そうなんですね!打ち合わせって長くかかるんですかね…?」

先輩メイク「んー、日によるから先に帰った方がいいかもね」

○○「はい、じゃあそうします」

○○はリアちゃんに、今日は一緒に帰れない事と公園の事を少しだけ伝えておこうと思ったけれど、大事な打ち合わせ中みたいだからそのまま伝えずにその場を後にする事にした。

先輩メイク「じゃあ、帰ろうか。○○さんは車だったっけ?」

○○「今日は車で来てないんです」

先輩メイク「私車だから乗って帰る?」

○○「あ、今日は寄るところがあるので大丈夫ですよ。気遣ってくださってありがとうございます」

先輩メイク「そっか、じゃあ下まで一緒に降りよう」

○○「はい、降りましょう」

○○は先輩メイクさんと一緒にメイク室を後にした

エレベーターに乗って1階に着くと先輩メイクさんに挨拶をして、建物を後にした

建物を出ると少しジメジメした空気が広がっていた

○○「なんか今日湿気が多い…?」

外はもう暗くて、街灯が灯る歩道を大通りに向けて歩いた

公園までは車で行けばあまり時間はかからないけれど、歩くと結構時間がかかる

歩きながら頭の中でいろいろ考えていると、だんだん緊張してきて手が小刻みに震え始めた

(はぁ…緊張してきた…🐯さんを呼び出しするなんてほんと身の程知らずだよね…)

震える手のひらをみつめながら、深呼吸をする

(落ち着かなきゃ…。あ…そうだ)

○○は何かを思いついたかと思えば、イヤホンをつけてスマホを操作し、音楽を聴き始めた

それはもちろん彼らの曲で、何度も何度も繰り返し聞いて、時には元気を貰ったり、辛い時に慰めてもらったり、癒してもらったり…本当にお世話になっている曲達

昔は緊張することがあれば、宝箱にしまってあるリップの香りに癒されていたけれど、いつの間にか自分の中の精神安定剤は、彼らの曲になっていた…

彼らの曲を聴いていると、手の震えも徐々に治っていくのが自分でもわかる

○○は、また前を向いて公園まで歩いた____

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story101〜公園までの道のり…」への2件のフィードバック

  1. えっ……
    メンバーの私物がなくなってる…?
    チナ、頻繁に楽屋出入りしてましたよね?ま、まさか…ね??
    嫌な予感…😱〇〇巻き込まれそう💦

    1. チナのしたことに気づかずに手紙が手に渡ったとおもってる○○😭
      メンバーの私物は…どうなるこのさき…😱
      乞うご期待❤️笑

      コメありがとうございます♡

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