🐯story89〜苦しみから解放される方法

その日の仕事が終わると、メイク道具を片付けながら何やら先輩メイクさんたちが浮き立った声で話をしているようだった

先輩メイク「もう少しでパーティだね♪」

スタイリスト「そうそう、もうドレスとか靴とか準備できてる?」

先輩メイク「ばっちりだよー!ピンクの淡いやつにした♡チナさんは?」

チナ「私も多分そろそろ事務所宛に届くはずなんだけど…」

スタイリスト「あ!そういえば今日事務所宛に△△△のブランドから何か届いてたよ?それもしかしてチナさんのかな?」

チナ「△△△から…?じゃあそれ、🐯さんからプレゼントしてもらったやつかも…!」

スタイリスト「プレゼントほんと羨ましい〜♡私もメンバーからプレゼントされたドレス着てパーティ行ってみたい!絶対🐯さんはチナさんの事特別扱いだよー」

チナ「そんな、いいすぎだよ…」

謙遜しながらもどこか嬉しそうな笑みを浮かべるチナ先輩

先輩メイクさん「これだけ謙虚で可愛いんだから、特別扱いしたくもなるよ♪」

チナ「そうなのかな……だとしたら嬉しい♡」

するとほかのスタッフがちょうど届いた宅配物を持ってやってきた

スタッフ「チナさん!はい、これチナさん宛に届いてたやつ」

チナ「あ、これだ…ありがとう♪」

チナ先輩は頬を赤らめながら嬉しそうに受け取った。

チナ先輩は丁寧に包装を開けて中身を確認する…

チナ先輩が望んでいた赤いドレスがそこにはあって、自分の肩に当てて確認する姿は女優さんのようで、それだけでサマになっていた

先輩メイクさん「チナさん似合うー!ほんと女優さんみたいだよ」

チナ「そうかな…?恥ずかしい…」

その時○○はチナ先輩たちが楽しそうに話しているのを遠目から眺めていた…

“先輩達楽しそうだな”と思いながら見ていただけだけど、ちょうど服を体に当てながら鏡を見ていたチナ先輩と目が合ってしまった____

その視線に気づいたチナ先輩が、何も言わず一直線に近づいてくる…

そしてドレスを両手で持って広げながら○○に声をかけた

チナ「ねぇこのドレス、素敵でしょ?」

あの日以来、チナ先輩と話す事はなかったので少し体が強張る

他のスタッフは遠くにいるから、そこは2人きりの空間______

○○「……はい、素敵ですね。」

チナ「誰から貰ったと思う?」

○○「誰かからの送りものなんですね、誰ですか?」

チナ「あ…知らないんだ」

○○「??」

するとチナ先輩は薄ら笑いを浮かべながら、ドレスをもう一度体に当てた

チナ「これね、🐯さんからプレゼントしてもらったの」

その瞬間、胸がチクチクと痛み出す

○○「………そうだったんですね」

チナ「今まで誰もこんなプレゼントもらった事ないみたいだから、みんなが🐯さんにとって私は特別なのかもって言ってくれるの」

○○「……………」

何か言わないといけないのに何も言えなくて…下を向いてしまう

チナ「そういえばさ…」

チナ先輩は返事が出来ない私にはお構い無しで、次々と話を進めていく

チナ「前に聞き忘れたけど…○○さんって🐯さんの事好きだったりしないよね?」

本能的にその質問には嘘をつかないといけないとわかるのに…“好きじゃないです”…その一言がどうしても言えない_____

○○「あの………」

チナ「まー、あなたが🐯さんを好きかどうかなんてどうでもいいか。だって🐯さんはあなたの事これっぽっちも好きじゃないもんね?今回の事でわかったと思うけど、あなたが話しかけなかったら、🐯さんからは挨拶程度しか話しかけてこないでしょ?残念だけど、あなたは🐯さんにとってそんなもんなんだよ」

○○「…はい……わかってます」

チナ「ちゃんとわかってるんだ?…安心した。これからもあの約束守ってね?」

○○「………はい」

その返事を聞くとチナ先輩は満足そうに微笑んで、また他のスタッフがいる所まで戻っていった______

その後また片付けの続きを始めたけど、気持ちはずっとモヤモヤしたままだった

頭では割り切ってチナ先輩の言われた通りにしているのに…

リアちゃんに話を聞いてもらって少し楽になれたはずなのに…

それでもやっぱり毎日毎日心が痛くて……いつになったらこの苦しみから解放されるのか…

いっそ🐯さんへの気持ちが無くなってしまえば楽になるのかな…

この気持ちを押さえ込んで…消してしまえば…

そんな事まで考えた_____

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投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story89〜苦しみから解放される方法」への4件のフィードバック

  1. おいチナ、ふざけんな。
    🐯は○○の事好きだから!
    これ以上嫌われて離れていくのが怖くて話しかけられないだけだから!
    butterflyだから!

    暴言失礼しました💜

    1. 暴言でも大歓迎です♡笑
      ついでに「🐯がドレス買ってあげたのは、特別じゃなくて寝ぼけてたからです」って言ってあげてください💜

  2. え!!ダメだよ、〇〇!
    自分の気持ちを押し込むなんてダメ!
    〇〇はしないと思うけど🐯さんへの気持ちを消すために🐰さんと急接近とか、絶対ダメよっ!?笑

    まぁ…🐰に口説かれたら…コロッ💓といっちゃう気持ちは解る🥳うんうん。笑

    1. コメありがとうございます💜
      チナさんに攻撃されて撃沈ですね😂
      チナさんの本性が全然バレないw
      さてさて○○はどうなるのか…💓💓
      🐰の溢れ出る色気でコロっといかない人は…たぶんいない🤤笑

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