🐯story84〜彼の本心

🐰の姿が見つからないと思ったら、🐰は他のメンバーとは離れた所で1人お水を飲んでいたので、彼がいるところまで行って声をかけた

○○「🐰さんここに居たんですね、メイクなおししますね」

彼は一瞬チラッとこちらをみると、ペットボトルのキャップ閉めながら話しかけてきた

🐰「サングラス上手になおせた?」

○○「あ、サングラスが壊れたの知ってたんですね。ちゃんと直りましたよ」

🐰「そっか、直ってよかったね。🐨さんのああいうギャップ堪らないよね」

○○「ギャップ…」

その言葉にメイク中に英語の難しい本を読む🐨の姿が頭に浮かんだ

○○「本当にそうですね。素敵なギャップです」

ニコッと微笑みながら頷く🐰の頬にパウダーを含んだパフを当てていく

🐰「あ、そういえばさ………」

急に話題を変えた🐰の言葉に耳を傾ける

🐰「……最近何かあった?」

○○「………?」

何の前触れもなく急にそんな風に質問されて戸惑う

○○「何かっていうのは…」

🐰「最近元気無いように見えるから」

○○「………私はいつもと何も変わらないですよ?」

咄嗟に目を逸らしてしまう…

わたしは嘘が下手くそだ

🐰「そっか……………🐯さんと何かあったのかと思ったんだけど、違う?

明らかに🐯さんとだけ目も合わさないし喋らないし、前とは違う気がするんだけど。」

彼は勘が鋭いうえに、思ったことをストレートに表現する…

🐰の口から突然🐯の名前が出てきて、その名前を聞くだけで視線が泳いで、パフを持つ手が止まる

○○「……何もないですよ?…もー🐰さん何言ってるんですか??いつも通りです。🐯さんとは…担当とかにも当たらないので会話をする機会もないですし……本当に……何も………」

本当に何もない……

きっとこれから先も…ずっと______

自分で言った言葉なのに…胸が張り裂けそうになる…

🐰「…………」

下を向いてしまった○○の顔を心配そうにそっと覗き込む🐰

○○「…………」

🐰「じゃあ……どうして泣きそうなの______?」

その時、初めて自分の目に涙が滲んでいる事に気がついた______

🐰「………」

○○「あの…これは…

慌てて指の腹で今にも溢れそうな涙を拭うと…

その手をそっと🐰が握って

赤くなった瞳を見つめられる

🐰「俺ならそんな顔絶対させないけど______」

○○「…!?」

彼の言葉に驚いて🐰の顔を見上げる

🐰「○○さんさ…………俺の事、好きになれば?」

決定的な言葉ではないけどそれって

○○「………ぇ……」

🐰「………」

○○「…すきになったら………?え…?」

🐰「大事にする」

🐰の落ち着いた声が耳に響いたあと

その意味を理解する

○○「……………冗談ですよね…?」

その質問には彼の返事は返ってこないけど、その代わりに🐰の瞳は真剣で、まっすぐこちらを見ている______

そのまま彼のまっすぐな視線に捕らわれそうになる……

きっと彼のような素敵な人に大事に扱ってもらえたら幸せ以外のなにものでもない…

自分の信頼した相手にはとことん心を許して愛情を惜しみなく注いでくれる…白か黒しかないような純粋な人

だけど…一瞬🐯さんの事が頭に浮かんだ…

もう彼の事を想っても報われないのはわかってる

それなのに

ほんの一瞬浮かんだその後

急に🐰の瞳を見る事が出来なくなって…視線を逸らしてしまう…

🐰「…………」

○○「…あのっ…」

🐰「………」

彼の目を見ることができないでいると…

🐰「まだ最後まで言ってないよ」

その言葉にさらに動揺して下を向いてしまう…

○○「でも…わたしは…っ…………」

○○の困惑しきった様子を見て…

🐰は困ったように小さく笑った___

🐰「ごめんごめん……もう困らせないからこっち見ていいよ?」

そう言って🐰は○○の頭を無造作に撫でた_______

その言葉を聞いて下を向いていた顔をゆっくり上げて彼の方を見ると

🐰「大丈夫…冗談だよ…」

そう言って弱々しく笑った🐰の表情が、どこか寂しそうに見えた______

○○「……冗談…ですか……?」

🐰は頷いて、そっと○○の頭から手を退ける…

○○「………あはは…そうですよね……」

一気に肩から力が抜けていく…

🐰「うん…驚かせてごめんね…」

○○「びっくりしちゃいました……」

なんだか一瞬でも本気だと勘違いしたことが恥ずかしくなって、途中だったメイク直しをパタパタと急いで終わらせようとする

すると🐰がまたさっきの話の続きをし始めた

🐰「…でも、本当に元気ないならいつでも話し相手になるし、頼ってくれたら助けるよ。前にお世話になったお礼もしたいし」

○○「そんな…前のは全然…」

🐰「アイドル特別加算で10分毎に料金が発生するけどね〜」

○○「えっ…!お金取るんですか…?!…じゃぁ遠慮しときます」

その言葉に目尻をクシャっとさせて笑った🐰の顔は、さっきまでの寂しそうな顔とは違って楽しそうに見えたけど、この時の彼の本心を読み取る事は出来なかった______

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投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story84〜彼の本心」への4件のフィードバック

  1. うぁーーー🐰ーー
    無理に笑わないでいいんだよーーー
    そりゃ目の前で自分に気がないのを突き付けられたらそうなるよーーーー
    ということで私が🐰をいただきますね

    1. 最後に笑いました🤣💜💜
      優しく🐰を慰めてあげてください😭✨

  2. 🐰さん…抑え切れないほど
    〇〇のこと好きになったんだね…💓
    なのに振り向いてもらえないのは
    本当に🐰さん、、辛すぎる、、😭
    もちろん🐯さんと〇〇のハッピーな展開を待ってるけど🐰さんの想いが少しでも報われてほしいとも思ってる自分がいます…🥺♡

    1. 困ってる姿みて、言えなくなったのか…言わなかったのか…
      どちらにせよ、自分の好きな相手に受け入れてもらえないのって、辛いですよね…
      両思いって奇跡ですよね🥺❤️❤️

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