🐯story82〜好きな人

それから何日か経ったある日、メンバー達は海外で発売される雑誌の撮影をする予定になっていた

今回の雑誌は特集が20ページも組まれていて、ロングインタビューと特大ポスターまで付くかなり大掛かりな企画

メンバーとスタッフ達は車に乗り込み、撮影をするハウススタジオまで移動をする

スタジオに着くとスタッフ達はせっせと荷物を移動させて、撮影の準備を進めた

○○がメイク道具をハウススタジオの中に移動させていると、リアちゃんがウキウキしながら話しかけてきた

リア「ねぇ、ここのスタジオ一度入ってみたかったんだ!今日はここで仕事できて嬉しい♪」

○○「ほんとに素敵、リゾート感があってプールもあるね」

リア「普通に休みの日にこんな雰囲気の所でのんびり過ごしたいよね♪1週間とまではいわないから、2泊3日とかでいいからくつろぎたいなー」

キラキラした表情で楽しそうに語るリアちゃんをみながら相槌をうつ

リア「あ、そういえばもう今日の担当聞いた?」

○○「まだです、誰ですかね?」

リア「今日は○○ちゃんは2人同時に担当の予定みたいだったよ。」

○○「そうなんですか?」

リア「🐨さんをメイクして、その後撮影中は🐨さんと🐰さんのメイク直しを同時に担当だったかな?」

○○「じゃあ撮影中も2人分集中しないといけないから気を抜かないよう気をつけます」

リア「うん、そうだね。頑張ろうね」

リアちゃんに返事をするとその後また作業を開始した

メイク道具の準備も終わり、🐨さんを探しにメンバー達が待機している部屋に行くと、椅子に座って英語の本を読む🐨さんの姿を見つけた

(さすが🐨さん…英語の本よんでる)

○○は近くまで行き🐨さんに声を掛けた

○○「メイクしますので、お部屋を移動してもらってもいいですか?」

🐨「お、もうそんな時間か」

🐨はパタンと英語の本を閉じると、椅子から立ち上がった

スラっとしたその立ち姿はモデルの様…

🐨「部屋は隣の部屋?」

○○「はい、右隣の部屋です」

そう返事をすると、🐨は本を片手に持ったまま隣のメイク室の方へと向かい、

その後に続いて○○もメイク室に向かった

メイク室の椅子に座ってもらい、メイクを始める

○○「メイクしていきますね」

🐨「よろしく」

🐨さんはメイク中もずっと先程の本をよんでいて、○○もちらっとその本を覗いてみたけれど…全くと言っていいほどわからなかった…

○○「🐨さん、もしかしてその内容…全部わかるんですか?」

思わず話しかけてしまう

🐨「これ?そうだね、時々わからない単語も出てくるけど、大体はわかるよ」

急に○○に話しかけられたのにも関わらず、スマートに受け答えをしてくれる🐨

○○「凄いです……」

彼の聡明さに感動して、言葉もうまく出てこない

🐨「ははは、ありがとう。○○さんもメイクが上手だから俺からしたら凄いなって関心するよ。」

○○「そんな…凄いだなんて…私は全然そんなレベルじゃ…」

🐨「ほんと、手先が器用で羨ましいよ。俺はこういう本を読んだり、アートに触れる事が好きだけど、好きなものに集中できる時間って幸せだよね。」

○○「そうですよね、好きな事に没頭できるのって、幸せですよね。あ…すいません本の途中したね…!どうぞ続きを読んでください」

🐨「全然気にしなくて大丈夫だけど、ありがとう、お言葉に甘えるよ」

🐨は読みかけの本に視線を落として、また真剣な表情をして読み進めていった___

メイクが終わると、🐨は衣装に着替えて撮影が始まるのを静かに待っていた

メンバー達もそれぞれリラックスして待機しているようだった_____

スタッフ「プールサイドで撮影しますねー!」

少しすると撮影が始まり、メンバー達はプールサイドの芝生の上で、お菓子を食べたり、小道具のハートのサングラスをかけたり、シャボン玉で遊んだり…みんな好きな事をしながら過ごし、その姿をカメラマンがカメラに収めていく

🐨「今日の撮影はピザまであるのか」

🐥「これ食べてもいいのかな?」

🐥はお腹が空いていたのか、用意してあったピザに手を伸ばしていた

🐥「あ…冷めてる」

🐻「ほんとだ、チーズ伸びないね」

🐭「もう冷めてるとか関係ない。」

🐭もお腹が空いていたようで、ピザやスナック菓子、いちごと、様々な食べ物を美味しそうにたべている

撮影で使う小道具の周りでも賑わうメンバー達

🦄「あー、せっかく浮き輪があるのに泳げないなんて…!」

🐨「本当だな、水着での撮影ならみんな泳いでただろうな」

🦄「泳ぎたい…あれ?この浮き輪…指輪の形してる」

🐹「最近はこんな浮き輪があるんだな」(モグモグ)

🐹は撮影中ずっとグミを持って移動していて、みんなにグミを分け与えていた

🐰「ヒョン!このシャボン玉のおもちゃ面白いですよ」

🐯「何?」

🐰と🐯はシャボン玉を噴射するおもちゃを手に取って、そこら中をシャボン玉だらけにして遊んでいた

○○は🐨と🐰を同時に担当だったので、2人を見ていたけれど、シャボン玉まみれになってそうな🐰のヘアメイクが心配になって、確認しようと近づいた

(🐰さん、シャボン玉すごく気に入ってるみたいだけど…ヘアメイクは大丈夫かな……)

確認すると全く乱れもなくホッと胸をなでおろす

すると急に風がフワッと吹いて、🐰と🐯の噴射するシャボン玉が一斉に自分のところめがけて飛んできた

○○「わっ…」

離れたところに立っていたのにも関わらず大量のシャボン玉攻撃に遭う…

一瞬にして目の前が小さなシャボン玉でいっぱいになって、思わず目を瞑った

🐰「あ…」

🐯「あ」

そっと目を開けると、🐰が離れた場所から慌てて声をかけてくれた

🐰「ごめん!全部そっち行ったね」

(全然大丈夫です)

撮影中なので、ジェスチャーで返事をする…

2人の視線が自分に集まっているのがわかるのに、🐯さんの方は見ることができない…

帰りのエレベーターで一緒になったあの日以来

🐯さんにもしかしたら嫌われてるかもという気持ちが大きくなってしまい、○○の心はすっかり意気消沈しきっていた…

🐰「??」

○○の姿に違和感を覚えたのか、🐰が一瞬不思議そうな顔をする

○○はその後自分の元いた場所に戻ると、次は🐨さんのメイクに乱れがないかを確認しはじめた

🐰と🐯とカメラマンさんだけの空間になると…

🐰「🐯さん…何かしでかしました?」

🐯「…何が?」

🐰「お仕置きです」

急に🐯めがけてシャボン玉を噴射する🐰

🐯「わ!俺何かした?!誰に?!」

🐰「多分ですけどしてます」

突然のシャボン玉攻撃に遭い、🐯もおもちゃを🐰に向けてシャボン玉を噴射する

またシャボン玉だらけになった2人のその姿をカメラに収めようと、カメラマンさんは一生懸命シャッターを切った________

その後カメラマンさんが他のメンバーの所に行ってしまうと、🐰は🐯に少し落ち着いたトーンで話し始めた

🐰「🐯さん」

🐯「ん?なに?」

🐰「俺好きな子いるんです」

🐯「は??何急に。まって、誰かに聞かれる」

唐突なカミングアウトを聞いて慌てて🐰の口を手で塞ごうとする🐯

🐰「だけどその子は今あまり幸せそうに見えなくて、、どうにか元気にしてあげたいんですけど、俺が幸せにできますかね?」

🐯「まってまって、え?誰?」

シャボン玉のついた髪の毛をタオルでくしゃくしゃと拭いている🐰の隣で、聞かれてはいけない会話を堂々とし始める🐰にあたふたしている🐯

🐰「誰かは内緒です」

🐯「……内緒か…、🐰が本気なら、きっと幸せにできるんじゃないかな?」

🐰「………」

🐯「誰かわからないから何とも言えないけど。🐰が自信なくなるくらい手の届かないような人なの?」

🐰「届きそうで届かない人です」

🐯「………そっか…」

何か思うことがあるのか、急に静かになる🐯

🐰「🐯さんはそういう人いないんですか?」

🐯「…俺は____

🐰「…あ、やっぱ答えなくていいです。俺決めました。」

🐯「何だよそれ。決めたって何を?」

🐰「内緒です」

🐯「内緒ばっかり…!」

🐹「内緒って何?」

突然会話に入ってきた🐹にびっくりする2人

🐯「びっくりした〜」

🐹「食べ物の周りに集まって撮影するっぽいから、あっちに集まった方がいいよ。あ、グミいる?」

🐯と🐰は🐹に連れられて、メンバーの待つ場所へ移動した

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story82〜好きな人」への6件のフィードバック

  1. あわわわわわ💦(焦)
    モタモタしてたら🐯さん本当まずいって…筋肉🐰が本気出したら〇〇の気持ちも絶対揺れると思う🐰>🐯
    (それもそれで見てみたi…殴)

    毎回本当にいいとこで終わるので「ううううーー😝」ってなります笑笑
    次回が楽しみすぎます💜💜💜

    1. コメありがとうございます💜
      筋肉🐰の本気……💜💜
      そんなのヨダレでちゃいます♡笑
      どうなることやら…🐯🐰🥰
      次回もバッチリいいところで終わらせますね👍笑

  2. 『好きな人いるんです』のところでドキーンとしました(お前じゃねーよw)

    1. これはあの雑誌の時ですね?💜
      🐯vs🐰最高です‼︎
      🐯が○○にたいして今どんな事を考えてるのか気になります。

      英語の本のシーンありがとうございます。🐨💜💜

      1. さすがです!あの雑誌ですね💜笑
        🐯は今何を考えてるのか………
        lightsさんは🐨ペン…?ですかね?
        コメありがとうございます💜

    2. コメみて思わず笑いました💜笑
      ドキーンとしてくれてありがとうございます♡

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