🐯story80〜言いかけた言葉…

ミーティングが終わったのは21時で、スタッフ達は帰る準備が出来た人から挨拶をして次々と帰って行った…

スタッフ「お疲れ様〜」

メイクさん「お疲れーお腹すいたね〜」

○○「お疲れ様でした」

リアちゃん「○○ちゃんごめんね、今日は用事あるから先に帰るねー!」

○○「あ、うんわかった!」

りあちゃんの後ろ姿を見送ったあと、ゆっくりと帰りの支度をしていた為いつの間にか最後になってしまった

1人残ったメイク室で窓を閉めて、電気を消してその場を後にした

4階の廊下を歩いてエレベーターの前まで行くと、ボタンを押してエレベーターが上から降りてくるのを待った

エレベーターが4階まで来ると、ゆっくりとエレベーターの扉が開く________

そして、扉が開いた先にいた人物と目が合って…

エレベーターに乗ろうと踏み出した足が一瞬止まる…

この絶妙なタイミングは…

神様がチャンスをくれたのか…それとも……

○○は躊躇しながらも、エレベーターに乗り込んで、横に立つ彼に挨拶をした…

○○「………お疲れ様です…」

🐯「…お疲れ様」

不自然な間_____

ほんの少しだけ口角をあげているけど、

すこし気まずそうに見える彼の表情に…

心が折れそうになる…

エレベーター内に沈黙の時間が流れる________

○○は閉まった扉の方を向いたまま、なにも喋れなくなってしまった…

(何か…話しかけたいのに………)

話しかける言葉を考えている間にも、エレベーターはどんどん降下していく…

4階から地下につくまで誰も乗って来なければ、10秒もない

(チナ先輩は今居ないのに…言葉が出てこない……)

すると_______

🐯「あのさ…………」

彼が重たい空気の中、口を開いた…

○○は思わず彼の方を見る…

🐯は緊張しているのか、ただ気まずいのか…唇を一瞬舐めたあと…もう一度口を開いた_______

🐯「…………ご______

その時

無情にもエレベーターが地下に着いたことを知らせる音が鳴った

ゆっくりと扉が開いて……タイミングを失った言葉を🐯が呑み込む…

開いた扉の先には、腕の中に🐶を抱いた🐰と、明らかに待ちくたびれたような顔をした🐭が立っていた

🐭「やっと来たな…あと1分遅かったら置いていくところだった。あ、○○さんお疲れ」

○○「………お疲れ…様です…」

🐰「??…どうしたんですか。2人して辛気臭い顔して」

🐰はエレベーターの中で固まる2人を見て思わず顔をしかめた

🐭「2人ともお腹すいてるんだろ」

🐭が半分冗談交じりに言葉を返すけれど、🐯からの反応はない

🐭「…まあいいや、早く飯喰いに行くぞ。車でマネージャーも待ってる」

🐰「ヒョン、エレベーター閉まりますよ?」

🐯「あ…うん」

🐭「どこでご飯たべようか?」

🐰「🐶も一緒に入れるお店とかありますかね…?どうします?」

🐭「んー…宿舎で🐹さんに何が作ってもらう?」

🐰「それ良いですね。わ、🐶が暴れる」

○○は🐯が何を言い掛けたのか知りたくて…

もう一度彼の方をみるけど…、🐰の腕から🐶を引き取っている🐯とはもう目が合う事はなくて……

だんだん悲しくなってきて、そっと足元を見るように目を伏せた______

そしてその少し後…🐶を腕に抱きながら○○の方を何度も気にする彼の視線には、気づく事は無かった____

するとそこへ車の後部座席で待っていたマネージャーさんが痺れを切らして彼らに声をかけた

マネージャー「そろそろ車乗ってねー。ドライバーさんにも家庭があるからねー」

その声に反応した彼らは急いで車に乗り込んで、○○もお辞儀をしながらその車に挨拶をした

○○「お疲れ様でした」

🐰「また明日。気をつけて帰ってね」

そう言って笑いかけてくれる🐰に、もう一度お辞儀をした_______

彼らの車が駐車場を後にしてからも、○○は1人車の中で、さっきの事を思い出していた

そして、エレベーターの中で話しかける事が出来なかった自分を酷く責めた

あそこにはチナ先輩は居なかったのに…

それなのに今まで🐯さんにしてしまった態度の事を思うと、

もしかしたらもう嫌われてしまっているかもしれなくて…あの沈黙の中怖くて何も声をかけることができなかった…

(だけどあの時…🐯さんは何を言いかけたんだろう……。)

もしかしたら…不自然な態度をされる事に嫌気がさして、🐯さんも何か言いたくなったのかもしれない…そんな事まで考えてしまう

溝を広げてるのは、チナ先輩ではなくて自分自身なのかもしれない…

そう思えば思うほど悲しいほどに自分に腹が立って、自分のことが嫌になった______

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story80〜言いかけた言葉…」への4件のフィードバック

  1. あー、、
    これは切ない事になっちゃってる、、
    🐯多分、、、
    (言っていいのかわからないけど、みんなも気づいてる、?)
    この話がただの🐯とメイクヌナの恋愛物語かと思って最初読んでいましたが、そうじゃなかったみたいです。沼りました。

    1. 沼ってくれて嬉しいです♡
      すごく切ない回が続いてますが、一つ一つの回が今後にとって意味のある言動を含んでいて、カットできない内容なのでどうぞお付き合いください💜💜🙏

  2. うっ…今回も切ない😭
    やっと2人きりになれたのに…💜
    胸がきゅう😖ってなります…

    「───ご…」ってなんだろ…??
    「ごめんね」「ご飯食べた?」…
    すごい気になります🤦🏼‍♀️笑
    楽しみ~~~\(^o^)/

    1. 楽しみにしていてくれて嬉しいです🥺励みになります🥺💜
      「ゴミ付いてるよ?」
      だったら萎えますねw

      やっと2人きりになれたのに、、😭

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