🐯story73〜思い出が沢山つまったメイク室…

チナ先輩が去った後は全身の力が抜けて…動けずにその場にしゃがみこむのがやっとだった…

チナ先輩が言っていた事…全てが

頭の中で鮮明に再生される…

どのくらいその場所でしゃがみこんでいたかわからないけど、脱力しきった体をゆっくり動かし、ふと自分の腕時計に目をやると、時刻はもう夜の2時を回ろうとしていた

(2時……)

その瞬間○○はハッとして、勢いよく立ち上がる…!

(まだもしかしたら………!)

立ちくらみで目の前が一瞬真っ白になるけど、すぐに体勢を立て直してメイク室まで走った

階段を使って4階までいくけど、メイク室までの道のりが酷く長く感じる…

暗くてよく見えないのに体は勝手に動いて、とにかくがむしゃらに走る

もうメイク室を出て行ってからかなり時間が経ってる…

きっとあそこにあの人はいない…

(だけどもう…メイク室に残る事ができるのは今日が最後になるかも知れないからお願い…いて…!!!)

走りながら心の中で強く祈る

そしてやっとの思いでメイク室までたどり着いて、勢いよくドアを開けた…!

《ガチャ!!》__________🚪

シーンとした空間に乾いたドアの音だけが鳴り響く______

○○「………」

メイク室には電気がついていて明るいのに、どんなに見渡してもそこにはもう彼の姿はどこにも無くて______

自分のカバンとメイク道具だけがぽつんと置いてあるその部屋を見て…小さく声を震わせる…

○○「もう……………居ない………」

その場に力なくしゃがみこむ… 

○○「……………🐯さん……っ…」

🐯さんはここにはもう居ないのに…

思い出だらけのこのメイク室からは…

“「もー○○さんはやく練習するよ?」”

なんて、呆れながら笑いかけてくる🐯さんの声が今にも聞こえてきそうで…

もうあんな風に彼と練習をする事はないんだ…

あんな風に彼と笑い合うことはもう許されないんだと思うと…

次から次へと涙が溢れてきて

少し前まで🐯に優しく触れられていた頬をつたって

冷たい涙が…

メイク室の床をポツリポツリと濡らしていった______

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story73〜思い出が沢山つまったメイク室…」への6件のフィードバック

  1. 2日続いての更新、嬉しいです💜
    ありがとうございます🙇‍♀️
    すごく切なくて悲しい回でした…😭きっとまだこれからパーティー主催者社長の息子も出てくるし…どうなることか💦
    ハラハラドキドキしてます😱😱😱

    1. 今回は苦しい回になっちゃいましたね😭
      そうですね💜今回はチナ先輩がやらかしましたけど、まだいろいろな人達がからんでくるんで楽しみにしててください♡
      またアップしますね💜

  2. 『もー、○○さん早く練習するよ?』
    って、、、あの時のセリフですよね?😭😭😭
    苦しいです😭😭
    伏線だったんですね😭

    1. そうですね😂
      メイク室出ようと思ったら引き戻されて言われたやつですね😭
      コメントありがとうございます💜💜

  3. ひたすら胸が痛いです(´;ω;`)
    早く○○に笑顔が戻る日が来ますように…。

    1. コメントありがとうございます💜💜
      ちょっと悲しい回になっちゃいましたね😭
      これからいったいどうなるのか…また是非是非アップしたらみてくださいね💜💜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。