🐯story72〜○○の気持ち…

彼に見つめられると…嘘なんてつけるわけがなくて_____

気付かないうちに自分の中で大きくなってしまった彼への気持ちを言いそうになった_______

○○「…………

その時

《《ガシャーーーーーン!!》》

部屋に響き渡るくらい大きな物音がした________

🐯・○○「「!!!!」」

びっくりしながら音のした方を見ると、ドア付近に置いてあったメイクボックスが落ちて中身が散らばっていて………

そして一瞬……誰かが走っていく姿がみえた__________

あの柄の服装を今日着てたのは_________!

その姿を見た瞬間、もう嫌な予感しかしなくて、座っていたソファから立ち上がり慌ててその人を追おうとする

○○「🐯さん、すいません…わたしっ…!」

🐯「???」

🐯はメイクボックスが落ちただけだと思ったのだろう、慌てて部屋を出ていこうとする○○を唖然とした表情で見てる

○○「ごめんなさい…!」

この時はもう、今追いかけないと最悪な事が起こりそうな気がして…メイク室を飛び出して無我夢中にさっきみた後ろ姿を探して走った______

*****************

いろんな階を探しまわったけどさっきの後ろ姿の人物は見つからなくて、途方にくれる…

だけどふと階段の方を見ると小さな明かりが見えて、その光を目指しておそるおそる近づくと…そこにはやっぱり思っていた通りの人がいた______

走ってきて乱れた呼吸のまま声をかける

○○「………チナ先輩______」

チナ「…………」

チナ先輩は階段でスマホを握りながらぼーっと座って壁に身を預けている。

○○「さっき…メイク室に…」

話しかけようとしたその時、チナ先輩は急に声を荒らげた

チナ「なんであんたが🐯さんといるの!!!…なんでよ…!さっき…何しようとしてた!!?」

○○はびっくりして声も出ない…

チナ「1人残ってメイクの練習してたのは知ってたけど、こっそりああやって🐯さんと2人で会ってたっていうの?!」

○○「こっそりとかじゃ……

チナ「何も努力なんてせずにコネで入ってきた新人のくせに…!」

○○「……っ…そんな…」

チナ先輩から容赦なく放たれる言葉が心に突き刺さる

チナ「……私は……ずっと……🐯さんの事好きなのに……。ずっと振り向いて欲しくて努力してるのに……それなのにあなたがこの事務所に来たせいで…………っ…………!!」

チナ先輩の🐯さんへの想いは薄々感づいていたけど、実際に“好き”という言葉を聞いてしまうと心が苦しくなる…

○○「チナせんぱ…

チナ「本当に邪魔…消えてよ…!!」

薄暗い階段にチナ先輩の声が響く…

チナ「……さっきの事、事務所に言うから」

○○「…!!?」

チナ「新人メイクが、こっそり🐯さんと夜にメイク室で……あんな風に……っ……」

チナ先輩の言葉と、スマホが歪みそうなくらい強い力で握るその手から、怒りが怖いほど伝わってくる

○○「本当にちがうんです…!私たちは本当に何もなくて…🐯さんはただメイク室にメイクの練習を手伝いに来てくれただけなんです…!私たちは本当に何もないので、事務所に勘違いされるような事は言わないでください…お願いします…」

その言葉を聞いて、スマホを握っていた手から一瞬力が抜ける

チナ「………」

○○「本当です…!」

チナ「……本当に…2人は何もないの………?」

○○「はい…本当に何もないです…」

泣きそうになりながら、チナ先輩に訴えかける…

だってもしも事務所にそんな事を言われたら、勘違いされて🐯さんが大変な目にあうかもしれない…何かしら罰を受けるかもしれない…

自分は罰をうけてもいいけど、絶対に彼に迷惑だけはかけたくない…

チナ「さっき………練習をしてただけって言ったけど…」

○○「はい…ただ…練習を手伝ってくれてたんです…!」

チナ「…………そう……じゃあ……これから先もうあんな風にメイク室に残ったりしないって約束してくれる…?」

○○「…どうして…ですか…?」

チナ「どうしてって…練習なら家ですればいいでしょ……?」

○○「……ですけどっ…」

チナ「練習くらい1人でしなさいよ」

だんだんまた怒りの感情がこもるチナ先輩の声色に恐怖を覚える

チナ「………あと、🐯さんとは今後メイク以外の事は喋らないで」

○○「……どうしてそんな…!」

チナ「さっきも言ったでしょ…?あなたが邪魔なの…」

○○「…………」

その理由に唖然とする…何も言葉が出てこない…

チナ「もしあなたが🐯さんとメイク以外の話を喋ってる所を見つけたり、楽しそうに笑いあったり、今後メイク室に残ってるようだったら、さっき見た事を誇張して事務所にバラすから。………そしたら多分あなたは職を失うでしょうね…」

○○「!!?そんな事したら…🐯さんにも迷惑がかかります!彼が処分をうけるかも知れないんですよ……!?」

チナ「そうかもね。だけど……私はどうしても🐯さんの特別になりたい…🐯さんが私の方を向いてくれるならどんな事でもする…。私が事務所に2人の事をある事ない事報告して、🐯さんが罰を受けても…私なら傷ついた彼を支えられるし、寄り添って救えると思うの……」

○○「……そんなっ」

チナ「万が一事務所が信じてくれなかったら、あなたと🐯さんの合成した写真を作ってネットにばら撒くことだってできる…」

○○「それはだめですっ…!」

なんでそんな発想が浮かぶの…チナ先輩の発言は🐯さんの事なんて何も考えていない……!

チナ「何ムキになってんの?あなたがいい子にしてるんなら、私は何もしないから。…メイクが1人減ると困るのも事実だし。それに別に2人は好き同士でも恋人同士でも何でもないんでしょ?だったらさっきの条件を呑むのは簡単な事よね。」

○○「…………っ………」

チナ先輩の言葉は理不尽で、おかしいのに…🐯さんが罰を受けるかもしれない事を考えると拒否ができなくて、まるで胸の上に大きな岩を乗っけられたみたいに、うまく呼吸ができなくて思うように喋れなくなった

チナ「簡単よね?…返事しなさいよ」

そう言ったチナ先輩の目は高圧的で…その目に見られると…怖くて動けなくなる

○○「はい…っ…」

その言葉を聞くと、チナ先輩がまるで氷のように冷たく微笑んだ______

笑っているようで…目の奥は笑ってない

チナ「バカみたいに素直な子でよかった」

その言葉に…ギュッと拳を握る…

チナ「じゃあ、また明日から仲良くしましょうね?新人の○○さん」

そう言って○○の肩に一瞬触れると、チナ先輩はその場を後にした______

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

「🐯story72〜○○の気持ち…」への8件のフィードバック

  1. いつも楽しく読ませて頂いてます💜
    今日も通知がくるの待ってました💜
    また🐯との間に距離が出来ちゃいますね💦チナ先輩め…このやろー!w
    🐯さんがどう動くか楽しみです♪

    1. 読んでくださって嬉しいです🥺💜
      ありがとうございます♡
      これからどうなっちゃうのか…🐯はどうするのか…🥺🥺
      チナ先輩このやろ!w

  2. 〇〇が可哀想〜😭
    もう🐯と一緒に練習できなくなっちゃうんでしょうか…
    早く🐯に本性バレればいいのに〜^^ww

    1. 二人はどうなっちゃうのか…😂😂
      ほんと、本性が怖すぎるw
      コメありがとうございました💜💜

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