🐯story58〜助手席の見慣れぬ光景…

メイクの練習が終わると、🐯は自分の荷物を上の階まで取りに行くと言って部屋をあとにし、○○はメイク道具を片付けて、帰る準備をした。

しばらくすると🐯が私服に着替えて荷物を持ってメイク室に戻ってきた。

細いストライプの入った大きめのシャツに緩めの黒いボトムというシンプルな服なのに、どこかのブランドの広告塔かと思うほどオシャレ…

今からこの人を自分の車に乗せていいものなのかと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる

🐯「じゃあ、いこっか」

○○「はい」

自分の荷物も忘れずに持つと、メイク室の電気を消して部屋を後にした。

駐車場まで行くと、自分の車の所まで🐯を案内して後部座席のドアを開ける。

○○「どうぞ…」

ドアを開けた反対の手で遠慮がちに誘導すると

🐯「何で?俺後ろに乗るの?」

○○「え?!🐯さん全然変装とかマスクとかもしてないし、見つかったら大変なんじゃ…」

🐯「こういうのは堂々としてた方が怪しまれないんだから、大丈夫大丈夫♪」

そう言って自ら助手席のドアを開けて慣れたように車に乗り込む。

○○「そうなんですか…?じゃあ…」

遅れて○○も車に乗り込むと、助手席の見慣れない光景に緊張する…

隣に🐯さんが座るなんて、普通ならあり得ない事だから…

緊張しながらシートベルトに手を掛けると🐯が少し申し訳なさそうに声をかけてくる

🐯「本当は俺が運転したらかっこいいんだろうけど、助手席に乗せてもらっちゃってごめんね」

○○「え…!そんな、全然気にしないでください」

どうしていつも彼は目線を合わせた発言をしてくれるんだろう

トップアーティストとただのメイクなのに

…

彼の優しい空気感に包まれて、いつの間にか緊張もほぐれていった

○○「じゃあ、出発しますね」

🐯「お願いしまーす」

車を発車させて駐車場を出る

○○「公園ってどこの公園ですか??」

🐯「大通りを抜けたところに大きな公園があるんだけど、そこがお気に入りなんだ。昼間は人が多くていつ通っても賑わってるんだけど、夜は静かな雰囲気で落ち着けるんだよね。」

○○「あ…多分その公園、昼間だったら行ったことあると思います」

🐯「ってことは夜は行った事ないんだ?」

○○「はい、夜は行ったことないです」

🐯「そっか、じゃあその公園までお願いします」

公園までの道中、車内のラジオで丁度かかった彼らの曲に🐯がノリノリになっていて、○○も笑いを堪えられなくなる。

○○「🐯さんちょっと…!気になっちゃって運転に集中できないです」

🐯「いやいや自分達の曲が流れてきたら踊るしかないでしょ?」

○○「あの……手がうるさすぎて笑っちゃって、さっきから道をまがる所を何回か間違えてるんです……でも確かに自分達の曲がかかったらそうなりますよね」

🐯「道さっきから間違えてるの俺のせいだったんだ…!?ごめん…。じゃあ“運転がんばれ”の気持ちを込めて踊るから」

○○「…やっぱり踊るんですね?…応援ありがとうございます」

彼とのドライブが楽しすぎて楽しすぎて、道を間違えながらもあっという間に目的の公園に到着した。

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投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

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