🐯story45〜彼女の幸せそうな微笑み…

🐥「はーい!いまからメンバーのモノマネしまーす」

🐹「俺の笑い方の真似してよ」

🐥「あー、それは簡単すぎます」

🐨「じゃあ俺のは?」

🐥「🐨さんのですか??はは…ははは…」

🦄「あー聞いたことある!」

🐭「みんな廊下では静かにしないと」

🐰「そうですよ、みんな夜なんだから静かにして下さいよ。あ、そういえば後で🐯さんに見せたいゲームあるんですよね」

🐯「えー、なになに?」

廊下の遠くの方から聞こえるメンバーたちの賑やかな声

その声を聞いて昨日借りた服を思い出して、立ち上がってサイドテール上の服をパッと取ると、急ぎ足でドアの方まで向かう。

風邪薬のせいで意識がぼんやりして少しクラクラしたけれど返すだけだから大丈夫だと思って、そっとドアの外を覗いた。

すると、やっぱりここのホテルの構造が複雑すぎて🐯やメンバーの姿は確認出来なかった

(ここからじゃ見えないからすこし見に行ってみよう…)

🐯の服を大事そうにギュッと抱えたまま廊下にでて、メンバーの部屋の方へと歩いていく

体調が悪いからか、廊下がとてつもなく長く感じる…

半分くらい近づいた頃にはすでにメンバーの声ももうしなくなっていて、廊下は静まり返っていた

どうやらもう皆はそれぞれの部屋に入ってしまったみたいだった…

(一足遅かったみたい…)

もうすこし先にある🐯の部屋のチャイムを鳴らすなんて、そんな事恐れ多くてできないし、今回は諦める事にした

(また明日返せるかな…)

そう思って、引き返そうとしたその時

🐯の部屋のドアが開いた

《ガチャ》🚪

そして出てきたのは__________

🐰「…あ、」

○○の存在に気がつくと、🐰はためらいもなくこちらへ近づいてきた。

🐰「何してるの?」

○○「あの、この服を…」

そう言うと、🐰は○○が抱えている服に視線を移した

🐰「あれ?それって🐯さんの服だよね?昨日着てたやつ。」

○○「そうなんです。これを返そうと思ったんですけど、もう部屋に入られちゃったみたいで…」

なんだか頭がふわふわしてうまく喋れなくなってきた

🐰「あー、そっか……」

🐰は少し何かを考えて、また言葉を続けた

🐰「じゃあ俺が🐯さんに返しとくよ?ちゃんと○○さんがお礼言ってたって伝えるし」

そう言いながら服を受け取ろうと片手を伸ばしてニコッと微笑む🐰

(どうしよう…)

直接お礼が言いたいと思って廊下に出てきたから、🐰に頼んでいいのか悩んだけど、頭がクラクラふわふわして、判断能力も鈍くなっていた…

○○「じゃあ…お願いします」

🐰の伸ばされた手に、借りていた服を乗せようとした瞬間、急に足元がふらついて倒れそうになった

🐰「大丈夫?」

🐰が瞬時に力強く抱きとめてくれたおかげで、倒れずにすんだ…

○○「ごめんなさい…」

🐰の腕の中で体勢を整える

🐰「気分でも悪い…?」

○○「………大丈夫です…」

クラクラする頭のせいで声も自然と声もか細くなる

🐰「フラフラじゃん。…部屋まで送るから、部屋番号教えて?」

○○「すいません……ありがとうございます…部屋は2001です」

この会話の辺りから意識がはっきりとしていなくて、どんな会話をしたのかあまり思い出せない

ただ、頭の中には🐰に対する申し訳ない気持ちと、🐯にお礼を言いたかった気持ちだけががぐるぐると渦巻いていた…

○○「🐯さんにお礼をよろしくお願いします……すごく暖かかったです…ありがとうございます………」

もうゆっくりしか喋れない

🐰「わかったわかった。ちゃんと伝えるから安心して」

さっきから何度も何度もしつこいほどお願いしてくる○○に、すこし呆れながらも返事を返す🐰

すると

○○「良かった……」

幸せそうに微笑む○○______________

その表情をみながら🐰は一瞬、○○の部屋に向かっていた足を止めた______

🐰「……これって誰に対してほほえんでんの_____」

目を瞑りながらか弱く微笑む○○を片方の腕で強く支えながら、ポロっと心の中の声が漏れたかのように🐰がつぶやいた

だけどその言葉は○○には届いているはずもなくて、長い廊下はただ🐰と○○が歩く音だけが響いていた______

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

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