🐰story1【2】〜困った時に一番に助けてくれる人

🐹🐭🐨🦄はキッチン、🐻🐥🐯🐰はホール担当で、その他はわたしを合わせて3人女の子がいる

ここのお店は結構繁盛してて、夜なんかは次から次へとお客さんがやってくる

この日も予約のお客さんや常連のお客さんたちで店内は賑わってて、わたしも注文を取ったりお料理を運んだりレジを打ったりと忙しく動き回ってた

あるお客さんが食事が終わった様子だったのでわたしはすぐにレジに入ってそのお客さんがお会計に来るのをまっていた

すると、急にレジの横に置いてあるお店の電話が鳴った☎️

《♪~♪~》

この後すぐお会計もあるから一瞬電話に出るか迷ったけど、他のみんなも手の空いている人は居ないし、お客さんもまだ席に座って最後のお茶を飲んでるみたいだったから電話対応を優先させた

○○「はいmagic restaurant(マジック レストラン)🍴です」

電話対応をしていると、さっきの食事が終わったお客さんがお茶も飲み終えたらしくレジ前に並んだ…

そのお客さんは初めて見るお客さんで、どんな人なのかよく分からなかったけどなんだか

急いでいるみたいでイライラしているのが表情から伝わってきた

だれかレジにこれそうな人居ないかな…電話をしながらキョロキョロと店内を見渡すけど誰も空いてる人は居なさそう…

○○「少々お待ちいただけますか?」

そう言ってレジに並んでいるお客さんに声をかけてから電話対応をするけど、こんな時に限ってちょっとしたクレームの電話でなかなか電話が終わらない

お客さん「…急いでるんだけど」

お客さんの溜息交じりのその言葉が聞こえてきて、すこしだけ泣きそうになっていると

🐰「お待たせしてすいません」

彼がやってきてくれた________

お客さん「早くお会計してくれる?かなり待ったんだけど。味は美味しかったのにこの対応には少しガッカリね」

🐰「本当に申し訳ありません。急いでらっしゃるのにすぐに対応できなくて…。次からはこのような事が無いように致します」

🐰がすごく丁寧に、そして申し訳なさそうに謝るので、お客さんもなんだか悪い気分になったのかイライラした表情もだんだんと和らいでいく

🐰「それに、お料理を褒めていただきありがとうございます。もしよろしければこちらのチケットで次回割引にもなりますので、次回来られた時に是非お使い下さい」

そう言ってキラキラした🐰の笑顔を向けられたお客さんの顔はいつの間にか同じように笑顔になっていた

お客さん「いいのよ、次から気をつけてくれれば。じゃあそのチケット頂くわ。次回使わせてもらうわね」

さっきまでのイライラはどこへ行ったのか…お客さんは上機嫌で帰って行った______

わたしはやっと電話対応を終えると、隣でお金を片付けてる🐰に声をかけた

○○「ありがとう」

🐰「ん?」

急に話しかけたしお店もガヤガヤしてたからあんまり聞こえなかったみたいで、キョトンとした顔でこっちを見てる

○○「いつもありがとね」

そう…今までだっていつも私が困ってる時は🐰が一番に助けてくれた

どんなに忙しい時でも絶対気がついてくれて駆けつけてくれる

口数多くないし人見知りだし、ちょっと素っ気ない彼に働き始めの頃はどう接したらいいのかわかんなかったけど、こんな風に彼の優しさに触れるたびに私は彼の事を特別な目で見るようになっていつの間にか好きになってた

🐰「さっきまで泣きそうだったのに、なんか今嬉しそうじゃん」

ちょっと意地悪そうな顔をしながら🐰が言う

(え…泣きそうになってのバレてたんだ…)

○○「うん、もう大丈夫」

それ以上何も言えずにいると、🐰が“そっか”と言って少しだけ口角を上げた______

その彼の表情に一瞬ドキッとして心奪われてると、彼は忙しそうな🐥に気がついて、またホールに戻って行った

その後ろ姿を少しだけ見つめた後、わたしも急いでホールに戻った

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。