🐥short story2【後編】〜彼氏に風邪が移らないように

そっと玄関のドアののぞき窓を覗くと…

一生懸命インターホンを押し続けてる🐥の姿が見えた

(可愛い…すっごい押してる)

○○「インターホン押しすぎです。どちら様ですか?」

🐥「まじ早く開けて?」

フニャッと笑いながらそう答える🐥の姿がなんだか愛おしい

○○「入りたかったらそこで1曲踊って下さい」

🐥「それ…🐰と🐯にやったやつじゃん。ほんと勘弁して。はやく開けて」

○○「はーい」

かけてた鍵を開けると、ゆっくりとドアが開いて逢いたかった彼が目の前に______

そして少しだけ周りを警戒しながらもゆっくりと🐥が玄関に入ってきた

🐥「彼氏が会いにきたんだから、もっと慌てて嬉しそうにドア開けるとかしろよ」

笑いながらそう言う🐥に、“嬉しいに決まってるし本当は慌てて玄関まで来たんだよ”なんてことは言わずに

ただギュッと抱きついた______

彼の少しダボっとしたパーカーがふかふかで気持ちいい

🐥は一瞬びっくりしてたみたいだけど、何も言わずにそっとわたしの体に腕をまわしてふわっと抱きしめ返してくれる______

🐥「顔上げてくれる?」

○○「……………何するつもりでしょうか?」

🐥「何ってそりゃあ…」

○○「………移るからダメです」

🐥「えーーーーマジか~~うわ~」

思いっきり嘆く🐥が面白くてついつい笑ってしまう

すると、わたしを抱きしめていた🐥の腕に、袋がぶら下がっている事に気付いた

○○「この袋って…?」

🐥「ん?これは、見ての通りお土産だよ」

透明の袋から覗くそれは、わたしが彼と一緒に今日飲みたかったもの…

○○「これ、買ってきてくれたの!?すごい並んだんじゃない??!」

つい最近できた人気のお店のタピオカドリンク…

🐥「結構行列だったけど、すぐ買えたよ。しかも偶然後ろのほうに🐻さんと🐰も並んでた」

○○「え??偶然??そんなにメンバー集まっちゃって…周り…気づかなかった?」

🐥「ん?大丈夫だったよ」

帽子を深くかぶっても溢れ出るオーラを、どうやって消して行列に並んだんだろう…

たしかにデートで一緒に飲みたいとは思ってたけど…私だけ並んで、🐥には車の中でまっててもらうつもりだったのに…

しかも他のメンバーまでなぜか並んでるし…

○○「危険を犯してまで…ありがとう…」

🐥「俺だって行列くらいこっそり並ぶよ?よし、部屋の中で一緒に飲もっか?」

○○「うん…♪のむ」

部屋に入ると、2人でソファに座って買ってきてもらったドリンクを飲む

味が2種類あって、普通のミルクティーと、クリームたっぷりで抹茶のやつ

“うーん”と悩んでると🐥は、そんなことおかまいなしに普通のミルクティーの方を手にとって飲んだ

○○「え、待って。まだ悩んでたのに」

🐥「え?いいじゃん両方一緒に飲めば」

いやいやそんなことしたら風邪うつっちゃうから

わたしはやれやれと思って、残った抹茶の方を一口飲んだ

○○「美味しい!ほろ苦いけどクリームでクリーミーだしタピオカも硬めで好みのやつだ♪」

美味しくて自然と笑顔が溢れる

🐥「え?そんなに美味しいの?じゃぁ一口…」

あ、と思った時にはもう🐥は一口飲んでて、よほど美味しかったのか目を丸くしてる

🐥「美味しいねこれ」

○○「も~…移るよ??」

🐥「あー、本当だよ。もう移るかもね。じゃあもうしょうがないか、諦めよう」

そう言って見つめてくる🐥

○○「ん??」

🐥「もう俺、ウイルスもらっちゃったから今さら気をつけても無駄だよね」

○○「はい…?」

わたしの頭にポンっと手を軽く乗っけて顔を覗き込んでくる🐥にドキッとする

🐥「目、瞑って」

あー…もうわたしは彼には弱い…

その後ゆっくりと目を瞑ると、ドリンクが甘いのか、彼が甘いのかわからなくなった______

END

投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

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