🐹short story2【前編】〜カフェの店員さん

私には、疲れた帰り道によく寄るカフェがある

カフェといっても、チェーン店の一つだから特徴があるわけでもなくて、ただ通り道にあって便利だし美味しいから時々足を運んでた

そこで働いてる店員さんの中に、背が高くてかっこいい店員さんがいて

私も最初の頃は“あー、今日もカッコいいな”“白シャツにエプロンがあんな似合う人いるんだ”なんて思ってて。だけとそれ以上の感情なんてなかったし、もちろん向こうもただのお客さんとして接してるだけだから、注文以外で会話なんてする事もなかった

その日は帰りに友達と一緒に店内にいた時に突然雨が降りだして、カフェは雨から逃げるように駆け込んできたお客さんたちでいつもより混雑してた。

友達「外の雨凄いね…天気予報では晴れだったのにー」

○○「…通り雨かな?傘もってる??」

友達「傘持ってないよ~。ちょっとまってね、雨雲調べてみるね」

そういいながらスマホのアプリの雨雲レーダーを確認する友達

○○「どう?雨雲はどっか行きそう?」

友達「うん、あと30分くらいで雨止みそうだよ」

○○「そっか♪じゃあ止んだらその隙に帰ろっか」

友達「そうだね」

私たちは雨が止むまで店内の椅子にすわっておしゃべりをしながら時間を潰すことにした

雨が降りはじめて数分経ったころ、ふと入口の方をみると、雨のせいで服が濡れてしまったおばあちゃんが、カバンを頭の上に持って雨を防ぎながら慌てて店内に入ってくるのが見えた…

そのおばあちゃんは、店内に入るとコーヒーを頼むわけでもなく、ただ雨宿りをしにきたのだろう…

店内の入口付近のガラスから空の様子を心配そうな表情で眺めていた

(あ…あのおばあちゃん服が濡れててちょっと寒そう…ハンカチとか持ってないのかな?)

わたしは心配になってハンカチをカバンから取り出して、そのおばあちゃんのところへ行こうとした

だけどその時、私よりも早くあの店員さんがカウンターから出てきて、おばあちゃんのところへ行く姿が見えた

手には私物のようなハンカチと、あったかそうな飲み物が入ったカップを持って________

🐹「寒くないですか?…これ、どうぞ」

微笑みながら優しくハンカチを差し出して、そのあとさりげなく飲み物の入ったカップをおばあちゃんの近くのテーブルに置いた

👵「え…?私にかい?そんな…ハンカチも汚れると悪いから大丈夫だよ。それに今日はお財布も持たずにでてきちゃったから…飲み物にもお金払えないし…」

その言葉を聞いた彼は首を横にふって

🐹「僕からなんで、本当に気にしないで下さい。雨が止むまでゆっくりあたたまって下さいね」

🐹は遠慮する👵にニコッと微笑むと、何事も無かったかのようにまたカウンターに戻って行った…

(あ…あの人も気づいてたんだ…さりげなくて優しい………)

彼が持ってきてくれた温かい飲み物を少し遠慮しながらも嬉しそうに飲む👵と、カウンターに戻って一生懸命仕事をしてる彼をみながら、なんだか心がほんわか温かくなった

この日を境に、私のなかでは

“カッコいいあの店員さん”だけじゃなくって“もっとあの人の事を知りたい”っていう思いが溢れてきて、そのカフェに行くたびに、どんどん彼を意識するようになっていった______

彼は周りの店員さんよりも年上っぽくて

そして名前は🐹さんっていうみたい

このカフェは店員さん同士仲がいいみたいで、あまりお客さんがいないときは楽しそうに会話してるのを何度か見たことがある

🐹「ねぇ🐥、この新商品何か知ってる?」

🐥「長細いですね…なんですか?」

🐹「パーーーーン♡🥖」

そう言いながら、🐥の胸のあたりを嬉しそうな顔して撃つ🐹

🐥「本当やめてくださいよwww」

🐹「ねぇねぇ🐰、これ何か知ってる?」

🐰「……………さっき見ました」

🐥ニヤニヤ

🐹「………」(しょんぼり)

端正な顔立ちをしていて気品のある見た目の彼が突拍子もなくギャグを言い出す所も、時々失敗してしょんぼりしてる所も、彼の楽しそうな笑い声も、そしてこないだみたいに周りの人にさりげなく優しい所も…全てがわたしの心をときめかせたし、知れば知るほどどんどん彼を好きになっていく自分がいた_______

つづく

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投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

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