🐯story12〜一生懸命なメイクさん

すこしやりにくいけと、メイクを続けていたら、そこへあるメンバーがやってきた。

🐭「🐥、寝るなら上を向いて寝ろ」

🐭が🐥の頭を上に向かせようとするけれど、やっぱりすぐに戻ってしまう。

🐥「……………💤」

🐭「あー、だめだなこれは。スタッフさん、一人余ってるひといる?」

🐭は周りのスタッフさんに、メイク中に🐥の顎を支えるよう伝えた。

人数の足りていない中でも、手の空いているスタイリストさんが手伝ってくれた。

○○「ありがとうございます」

🐭さんとスタイリストさんにお礼を言った。まだまだ緊張してしまってうまく笑顔はできないけれど、急な出来事にもなんとかきちんとお礼を言えるようなレベルまでコミニュケーション能力も少しずつ成長していた。

🐭は頷くと、何事も無かったかのように、ソファの方まで歩いていき、ペットボトルの水をのんだ。

彼はあまり喋る方ではないけれど、静かにメンバーや周りの人を気遣えるような人だった。

🐭と深く関わる人だったらわかる。彼がどんなに心の暖かい人なのか。

そして、個性豊かなBTXというグループを時々冷静に見守り、全体の雰囲気のバランスを保つような、そんな役割もあるようなひとだった。

🐭とスタイリストさんのお陰で、メイクとヘアメイクを無事終わらせることができた。

○○「🐥さん、終わりましたよ。」

そう言ってトントンっとすこし肩をたたいて声をかける

🐥「………あれ??……いつのまにか寝てた」

○○「おはようございます。🐥さん、メイク終わりましたよ。それと、さっきからスタイリストさんがあちらで呼んでますよ」

🐥「え?……ああ…もうメイク終わったんだ?」

そう言って、🐥はぼーっとしながらも自分のメイクを鏡で確認した。

🐥「……お、なんか肌の調子がいいのか?いつもより良く見える。ありがとう。」

そう言いながらゆっくりとした足取りで向こうで呼んでいるスタイリストさんの方へ向かった。

(よし。メイクとヘアセットは終わったからすこし鏡の前を片付けて、あとは先輩が少しでも動かなくていいように先輩の周りを手伝おう。)

向こうの方ではスタイリストさんと🐥が会話をしていた。

スタイリスト「あれ?🐥さん今日お肌が調子よすぎない?あんまり寝てないはずなのに、、」

🐥「やっぱりそう思います??俺もこんな調子いいの、正直初めてで、なんか、いいホルモンでもでてんのかなって?」

スタイリスト「ホルモンって!まあ、でもそれもあるかもしれないけど、メイクさんが丁寧に基礎を作ってくれたのもあるのかもね」

🐥「メイクさんが……」

🐥は振り返って○○の事を見た。

○○は自分のメイク道具を片付け終えて、先輩メイクさんのフォローをする為に一生懸命に動き回っている。まるで小動物のようにチョコチョコと動きまわる○○を🐥は

面白そうに眺めていた。

🐥「一生懸命で腕のあるメイクさんがチームに加入してくれてよかったですね」

スタイリスト「そうですね!彼女は1年間の期限付きの採用だけど、きっと大きく成長しそう。本当にメイクが好きでまじめに働いているのが伝わってくる」

ベテランのスタイリストさんは、ニコニコしながらも何か期待するような眼差しで○○の方を見ていた。

自分の事を噂しているなんて思いもせず、○○は仕事をセカセカとこなす。

そして実はこの時彼女の事を見ていたのは🐥だけでは無かった…

そのあと行われた会談では、🐨の英語力と頭の回転の早い返答力。そしてそれぞれのメンバーの強力なキャラでとても楽しい現場となった。

いつもよりもスムーズに撮影も終わったので、今日は珍しくスタッフ達も早く仕事を終わらせる事ができた。

と言ってももう夕方だけれど、こんなに早く仕事が終わるなんて奇跡に近いとスタッフは喜んでいた。

みんなで事務所のある建物まで一旦もどり、道具を片付けた後解散した。

リア「○○ちゃん、おつかれ様!今日は早く終わったけど、これからどうするの??」

○○「あ、リアちゃんお疲れ様!ちょっと 聞きたんだけど、会社のメイク室って仕事が終わっても借りる事ってできるのかな?」

仕事も終わったので敬語ではなくいつものタメ口にもどる。

リア「うん!上の人に許可がもらえたらいつでも使えるよ!あ…メイクの練習??」

○○「うん、いままでメイクは家で練習してたんだけど、家の照明とメイク室や撮影現場の照明が微妙に違うから、本番に活かすにはちゃんとメイク室で練習したいなって思って…。それと、男の人のメイクってやっぱり女の人とは違うから、もっと勉強したくって。」

リア「偉い!本当、○○ちゃんはメイクに関しての志が高いから私も見習わなきゃ!」

○○「そんな事ないよ……メイクがただ好きなだけだよ」

大好きなリアちゃんに褒めてもらえて、少し照れくさくてそんな風にいったけど、内心はとても嬉しかった。

そのあと、リアちゃんはお買い物に行くらしかったので別れて、

○○は会社に許可を貰い、早く仕事が終わった日はメイク室でメイクの練習する事が許された。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF' 〜JAPAN EDITION〜(初回限定盤)【Blu-ray】 [ BTS ]
価格:6728円(税込、送料無料) (2019/8/27時点)


投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。