🐯story7〜着替え中に…

その日の撮影は夜まで続き、メンバーにもスタッフにも疲労が見え始めていた。

それでも疲れを感じさせないメンバー達に、もちろんスタッフ一同も疲れなんて感じさせないくらい機敏に仕事をこなす。

○○は🐰のメイク直しを担当していたけれど、すこし目を離した隙に🐰の姿が見えなくなってしまったので、リアちゃんへ聞きにいった。

○○「リアさん、🐰さんの姿が見えないんですけど、どこへ行かれたかわかりますか?」

リア「多分、外の空気吸ってるのかも。撮影現場は照明器具が沢山で暑いし、ときどき部屋の外に出て気分転換するメンバーもいるから。

だけど、ちゃんと自分の番になったら帰ってきてくれるから大丈夫だよ。」

○○「そうなんですね。結構暑いですもんね…」

リア「暑いよね…。そういえば○○ちゃん、撮影すごく押してるからまだまだかかりそうだけど、

昼ごはんも夜ご飯もまだ食べてないよね??控え室にスタッフ用のパンの入ったボックスがあるから、5分間で食べて戻って来られる??」

その言葉を聞いて初めて自分が朝ご飯を食べてから何も食べていないことに気づいた。

○○「あ……はい!5分で食べて戻って来れます!」

(想像してたよりも遥かにハード……食べてないのを忘れるくらい忙しい。

でも、すごく楽しい…こんな世界があったなんて知らなかった。

5分で食べて早く戻らなきゃ!)

○○は小走りで控え室まで向かった。

控え室の前まで来ると

今はメンバー全員が控え室には居ない時間だということを知っていたので、礼儀程度に軽くノックをして、すぐにドアを開けた

コンコン…《ガチャッ》🚪

○○「………!!!!」

○○は、突然思いもよらぬ人が思わぬタイミングで目の前にいたためビックリした。

そしてすぐに顔を覆った。

🐰「びっくりした……」

そういいながら🐰は服を着替える途中だったのか、インナーが中途半端に肩にかかったまま、こっちを見て目を丸くしている。

○○「ごめんなさい……!」

○○は、顔を覆ったままドアをすぐに閉めた。

《バタン!!》🚪

(びっくりした……!なんてタイミングで開けちゃったんだろう、よりによって上半身ほとんど着てない時に……どうしよう!中に入れないよ……!)

○○がオロオロしていると、中から声がした。

🐰「もう着替え終わったけど」

○○はその声を聞いて、一旦躊躇したけれどもう一度ドアを開ける事にした。

……《ガチャ》🚪

ドアを開けると少し離れたテーブルの所で🐰が自分の脱いだ服をたたんでいた。

○○「あの……🐰さん……さっきは声掛けせずに開けてしまってごめんなさい」

○○は緊張しながらも素直に謝ることができた。

🐰「…大丈夫だよ」

🐰は人見知りがあるのだろうか…二人きりの空間に少し沈黙が流れた。

その沈黙に耐えられなくなったのか、🐰が会話を続けた

🐰「………今は着替えるタイミングじゃないのに、この部屋に居たからびっくりしたよね。ごめんね」

○○「いえ、私がちゃんと声を掛けないといけなかったんです……ごめんなさい…」

ぎこちなく会話が進められていく。

🐰「………メイクさんは何しに?」

○○「私は、ご飯を食べに…」

その時5分以内に戻らないといけない事を思い出し、慌てて🐰にペコっとお辞儀をした後すぐに食べ物の場所を探し始めた。

部屋の隅にあるスタッフ用の食料ボックスを見つけて、中に入っている沢山のパンをまじまじと真剣に選んだ、

その様子をみていた🐰は、すこしの間○○の様子を眺めながらも、時間が来たのか部屋を出ていった。

大好物のパンに夢中な○○は🐰が部屋から出て行った事に全く気がつかなかった。

○○「よし、このパンにしよう」

(あれ??いつのまにか🐰さんいなくなってる………あ!パンに夢中になりすぎて、もうこんな時間!)

○○は慌ててパンを口にほうばり、せっかく美味しそうなチョコチップクリームのパンを選んだのに、味わう事も出来ないまま撮影現場に走って戻った。

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投稿者: banta-story

はじめまして。 この小説はBTSとは関係のないBTXというグループとの恋愛小説ですが、彼らの事も好きになってくれたら嬉しいです♡ どうぞよろしくお願いします♪

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